LAくべるコミュニティカフェにて、環境学者あん・まくどなるどさんのお話会でした。
日本の農村に長く住み漁村を研究され、日本の昔ながらの暮らしや文化を深く理解し、愛されているあんさん。
そんなあんさんの日本への留学時代から、民俗学に興味を持ったきっかけ、あんさんの知性と行動力を養ったご両親の考え方などをお話ししていただきました。
印象的だったエピソードを1つご紹介します。
留学生時代、自分の夢中になれるテーマを探していたあんさん。図書館で一生懸命勉強されていたそうです。すると教授に言われた一言
「せっかく日本に来たのに図書館にばかりいないで、外に出なさい!フィールドで探しなさい!」と。
勉強していることを褒めてもらえると思われていたあんさんにとっては、これは目から鱗の助言だったそうです。そしてあんさんはその言葉通りに地域へ出かけ、民俗学と言う自分のライフテーマと出会うことに・・・。
あんさんの敬愛されるお父様からの教え。
「学校では合理的に学ぶ。先生からたくさん吸収する。だけど人生はそれだけじゃない。自然のこと、野菜づくり、森への感謝など学ぶべきことはたくさんある・・・」
もう首がもげるほど笑うなづきました。
暮らしの手触りを実感しながら、体験を大切にする
まさに、今の時代に必要なことではないでしょうか?
ここ阿蘇上色見には、昔ながらの風景があり業を実践されている方たちがいます。この大切さを知り、受けついていくことがLAくべるのテーマでもあります。あんさんのお話はLAくべるの最初に本当にぴったりなテーマだったと思います。
参加者の方もお一人お一人、自分の暮らしから日々感じていることをシェアされ、素晴らしい時間でした。
お話会を企画いただいたO2ファームの大津えりさん、本当にありがとうございました!
一般社団法人solは、休眠預金活用事業の実行団体です。
事業名:「もう一度繋ぎ直す、廃校活用したおもやいの居場所作り 〜 ここんもんも、よそんもんも、のぞいて繋がってまた来るね!」
資金分配団体:熊本県新型コロナウイルス対応緊急支援協議会(公益財団法人熊本YMCA・一般財団法人くまもと未来創造基金)(安心して過ごせるコミュニティづくり支援事業)